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空の防人 [おはなし]

 life---生まれてきて良かったと感じられる社会に  
 


一人一人を大切にして見捨てない社会に。みんなが自分らしく生きれますように♪

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初めての方は、コメントくださる前にまず、はじめましてをごらんくださいね。
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/archive/c35382141-1








平成23年度文化庁芸術祭優秀賞受賞作品
『空の防人』 作:原田裕文さんです。

戦時下の視覚が不自由な方の置かれた状況を実際のエピソードをもとに描かれたドラマです。


こういうあらすじです。
主人公健一

母親(父はいない)

おじさん

おじさんの子

学校の友人たち

先生

校長先生

軍人

が主な登場人物です。


 健一は岐阜の盲学校に通う生徒です。兵士になれないものは役に立たないとされ、辛い思いをしてきました。

役たたずとからかわれたり責められたりして肩身狭い思い辛い思いしています
軍人になり戦争に行くのが国民の義務義務果たす能力無いものは役たたず で冷たい目で見られています。
社会保障は不十分で、親戚による救済でこれまた肩身が狭くお荷物とされています。

 彼はピアノが弾けます。それを教えてくれたのはおじさんです。でもそんなのは世間には批判される対象でしかないようです。健一は人一倍耳がいいんです。高い能力をもっています。
おじさんの子には兄のようにしたってきました。彼のことを「耳がいい」と褒めてくれます。


 学校の友達は怖がったり弱音吐いたりします。健一はそれを責めます。「それでも日本人か!」「お国が・・!」
防空壕掘る作業に駆り出された時友人は「自分たちは誰が連れてってくれるんだろう」といいます。
健一は「自分が助かること考えるなんて!」と怒り強く責めます。


 兄のように慕う人が志願します。おじさんは必死で説得します。おじさんはアメリカにいたことがある人です。
「日本は負ける。今死んでどうなる?戦後を考えないと」とか。
もちろん人にしれたら非国民と非難轟々で身の危険さえある発言でしょう。
でも彼は自分の父を「非国民」といいます
かれの胸中には自分の家から跡取りを兵に出せばもう肩身狭い思いせずに済むというのがあったようです。




ある日、盲学校の校長が「盲人は聴力が鋭敏で、航空機の接近をいち早く感知できる」と主張し、東条英機首相に「盲人を聴音兵に」と嘆願書を出しました。
世論考え苦渋の選択だったそうです。

戦地で障がい負った元軍人が入校します。軍人風吹かして威張ってます。やくたたずというし、「口答えするな!」と正義風ふかしています。でもほかの生徒が危ないとき自ら志願して探しに行ったりしています。

健一は「聴音兵」になることで「戦争に参加できる、お国の為に役立てる」と悲しい夢を持つが、実際の戦争は彼の夢も友人も奪っていきました。


以上








 国旗国歌で騒ぎですね。どうしても強制したがる人たちがいます。世論もそちらのほうがおおいような??
なんか食い違っているようで???される側は戦前の怖さをいいます。
する側は戦前の怖さを否定しないまま強制いうようです

YASUKUNIでとりあげましたが自虐史観自尊史観どちらもそれなりにもっともなとこもあるような?
少なくとも私たちの祖先がそんな悪い人とは思えないです。思いたくないです。

でもどうみても空気は怖いです。
以前書いた天使の赤紙もこの作品もその怖さが垣間見れます。


愛国心叫ぶ
非国民・アカ・左翼のレッテルはり非難
少数の空気に逆らう人をわがままとして攻撃対象
個々の存在より国(共同体)
「滅私奉公」

などなど
 主人公の健一が肩身狭い辛い思いしてきた社会は問題だと思うんです。
こういう空気こそA級戦犯??



 時代が代わり
自衛隊に入らなくても非国民と言われることもないです。
アカといわれることもありません。
米英の手先と言われることもありません。
役たたずとか税で生きてるただのりといわれることもありません。
○○国に帰れといわれることもないでしょう(祖国は日本ですが)




でもあの時代にくらべ人間が成長したんでしょうか?


 健一は「空気」で肩身狭い辛い思いしてきたんですが、片方で自分も空気の一員となり友人を責めて苦しませてしまいます
これは空気の恐ろしさかも。

空気の中にいるとみんな自分が必死に生きてるので空気がおかしくても流されてしまい空気に逆らう人を批判したりひどい場合攻撃してしまうかも。

空気に流された人
逆らいKYになり非難浴びた人
みんな気の毒かも。

 でもKYとなったひとはすごいです。こういう人がもっといて、それに人々はKY攻撃せず耳傾けてたらましだったかも?

 個人の努力なしに幸福も成功もないかもしれません。でも空気というのはすごい影響及ぼしかねないようです。
一生懸命生き、でも空気に流されたり押しつぶされて亡くなられた方が大勢います
でなくても「生きれなかった」かたはものすごい数でしょう。



 ドイツでは弁舌巧みで成果もだし競争力つけた?指導者についていきとんでもないことに。
今はその亡霊と戦いながら苦悩しています。

アメリカだって日系移民いじめています。ベトナム戦争もあります。
奴隷問題もあり、いまでも亡霊は残っているとも言われたりも。

それ以外の国もあやしい空気はあったかも?
 

 日本はどうでしょう?
「ルール守れ。」(自分が作ったルール)といい、従うこと強く要求する某知事がいます。でもこの知事は自分を制約するルールは「認めない。破棄すべき」と公言しています。


改めて問います。
私たちは戦前の失敗を教訓として克服できたんでしょうか?
戦前の人に比べて温かい人になれたんでしょうか?







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ayu15

たくさんのかたにナイスいただきありがとうございます。
過酷な環境でおしつぶされたり押し流される怖さ感じます。
by ayu15 (2012-04-14 09:12) 

せとともこ

ナイスが押せないので残念ですが、
もちろん、ナイスボタン、いっぱい押します
by せとともこ (2016-08-25 11:05) 

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